柔道女子日本代表の増地克之監督(46)が11月30日、リオデジャネイロ五輪柔道女子70キロ級金メダルの田知本遥(26=ALSOK)が、現役続行の意思を固めたと明言した。

 田知本は五輪後、「無期限の休養」を申し出ていたが、24日に増地監督と会った際に1年間休養すると伝えた。来年11月の講道館杯全日本体重別選手権からの復帰を目指すという。東京・講道館で行われたグランドスラム東京(2~4日、東京体育館)の代表合宿に参加した増地監督は「稽古で畳の上に立って、柔道をしたいという気持ちが湧いたのでは」と話した。