女子52キロ級では男子66キロ級を制した阿部一二三の妹の詩(うた、16=夙川学院高)が準優勝した。

 妹の詩は惜しくも準優勝に終わり、兄妹優勝とはならなかった。14年大会は一二三が史上最年少で優勝し、詩が優勝すれば記録を更新する可能性があった。「満足はしていないけど、外国人選手とも戦えることが分かった。もっと前に出る柔道をしたかった。東京五輪では兄妹で優勝したい」と、言葉に力を込めていた。