同大が後半に失速し、2連覇を逃した。

 前半5分にエースWTB松井千士(ちひと、4年)のトライで先制。前半を12-12で折り返したが、後半はFW戦で劣勢となり、相手の外国人留学生などに防御網を崩された。山神孝志監督(50)は「全体的に外国人選手に最初のタックルが決まらなくなったのが敗因。ただ、関西のレベルは全体的に高いし、同志社も弱いチームじゃない。天理さんという強い相手で得たものを、大学選手権で生かしたい」と前向きに振り返った。

 2位での出場となる大学選手権は、11日に関東リーグ戦4位の中大と初戦を迎える。松井は「(関西で)連覇するのが1つの目標だった。それができなくて悔しい」。その上で「来週から選手権が始まる。ずるずる引きずっていてもいけないので、修正して、目標の日本一を達成したい」と今後に目を向けた。