関西1位の関学大がリーグ戦に続き同2位の立命大を退け、2年ぶり50度目の甲子園ボウル(18日)出場を決めた。学生日本一を懸けて早大と対戦する。11月20日の関西学生リーグ最終節では22-6で立命大に快勝。リベンジに燃えるライバルを返り討ちにした。

 第1クオーター(Q)から関学大ペースで進んだ。2本のFGで6点を先制すると、第2Q残り5分51秒にRB野々垣亮佑(4年)が7ヤードを走りきりTD。さらに相手ボールをインターセプトして迎えた残り1分13秒にも、再び野々垣が1ヤードTDランを決めた。前半で20-0と主導権を握って折り返した。

 第3Qに入ると、巻き返しを食らった。残り9分26秒で、立命大QB西山雄斗(3年)が7ヤードTDパスをエースRB西村七斗(3年)へ通した。さらに残り7分5秒にも、西村の1ヤードTDランで6点差に迫られた。

 最終Qもまずは立命大が残り10分44秒にFGを決め、3点差。だが、関学大は試合終了まで残り1分10秒、RB加藤隆之(4年)の6ヤードTDランで26-17とリードを広げた。試合を決定づけ、歓喜の時を迎えた。