テニスで、世界5位の錦織圭(26=日清食品)が、今年を打ち納めた。4日、さいたま市内で行われた男女混合チーム対抗戦インターナショナル・プレミア・テニスリーグの最終日に参加。

 前日に続き、チームの大黒柱として、単複に出場し、同13位のキリオス(オーストラリア)とのシングルスでは、真剣モードの打ち合いを見せた。

 この日で、今年の公でのテニスのプレーは最後。「1週間ぐらいプレーしてなかったけど、濃い内容の2日間で、とても楽しかった」。まだ、スポンサー関連や取材対応などの仕事は残ってはいるが、この日で一区切り。

 10日には拠点とする米国に戻る予定で、下旬までチャン・コーチとの練習とトレーニングを行う。「まだまだやることはある。トレーニングもしっかり」。

 29日に27歳の誕生日を迎える。17年はプロに転向して節目の10年目だ。「30に近づくにつれ心境も変わってくる。この先、トップ5以上を目指したい」と、さらなる飛躍を誓った。