アメリカンフットボール大学日本一を懸けて甲子園ボウル(18日)で対戦する関西代表の関学大と関東代表校の早大の両監督、主将が5日、甲子園球場で会見を行った。

 2年連続4度目の出場となった早大は、初優勝を目指す。1年前は立命大に1点差で惜敗したOL松原昇主将(4年)は「新たな歴史をつくりたい。去年の1点差を埋めるために、今年は細かいことにこだわって取り組んできた」と話す。浜部昇監督(53)は「関学大のラインの実力は突出している。そことどれだけ勝負できるか」と警戒した。

 対する関学大は、2年ぶり50度目の出場で28度目の頂点を狙う。「去年は甲子園ボウルに出場できなかった。下級生にもこの場所で試合できることの幸せを伝えられたら」とLB山岸明生主将(4年)。鳥内秀晃監督(58)は「やはりQBがキープレーヤー。ディフェンスはいかに早い寄りでタックルできるかがポイント」と話した。

 両校の対戦は2002年の春季交流戦以来14年ぶりで、甲子園ボウルでの対決は初めて。