飛び込み男子で五輪5度出場を誇る36歳の寺内健(ミキハウス)が、2020年東京五輪を目指して現役続行することが7日、関係者への取材で分かった。所属先と契約を4年間延長する方向で調整している。来年2月に行われる日本代表選考会に出場する。

 寺内は大阪・此花学院高(現大阪偕星学園高)1年だった1996年のアトランタ五輪に初出場。2000年シドニー五輪の高飛び込みで5位、01年に福岡で開かれた世界選手権の板飛び込みで3位に入った。08年北京五輪後に一度引退したが、10年に現役復帰を表明。

 2大会ぶりの出場となったリオデジャネイロ五輪は予選で敗退し、年内に進退を判断する意向を示していた。東京五輪で代表入りすれば、大会中に40歳を迎える。