男子シングルス決勝で張本智和(エリートアカデミー)が趙勝敏(韓国)を4-3で破り、団体との2冠に輝いた。

 13歳での優勝はこの種目最年少で日本選手としては2011年大会の丹羽孝希(明大)以来のジュニア世界一となった。

 2ゲームを先行される苦しい展開だったが、正確なバックハンドを武器にした攻守の組み立てで立て直し、フルゲームの熱戦を制した。

 張本は「自分では(目標は)4冠と言っていたが、シングルスが一番難しいと思っていた。うれし過ぎで言葉に表すことができない。本当にうれしい。このチャンスを絶対に逃したくなかった」と喜びを語った。

 男子ダブルスでも龍崎東寅(エリートアカデミー)とのペアで決勝に進んだが、安宰賢、趙勝敏組(韓国)に1-4で敗れた。