男女を通じて初の4連覇を狙う羽生結弦(ANA)は男子ショートプログラム(SP)で今季の世界最高を更新する106・53点で首位に立った。

 4回転ループの着氷はやや乱れたが、4回転サルコーからの連続ジャンプとトリプルアクセル(3回転半)で大幅な加点を引き出した。昨年3位の宇野昌磨(中京大)はジャンプの転倒があり、86・82点の4位。パトリック・チャン(カナダ)が99・76点で2位、世界王者ハビエル・フェルナンデス(スペイン)は91・76点の3位につけた。

 宮原知子(関大)が出場する女子SPは9日(日本時間10日)、フリーは男女とも10日(同11日)に行われる。


<男子SP順位>


順位選手得点
羽生結弦(ANA)106・53
パトリック・チャン(カナダ)99・76
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)91・76
宇野昌磨(中京大)86・82
ネーサン・チェン(米国)85・30
アダム・リッポン(米国)83・93

SPで演技する羽生(撮影・河野匠)
SPで演技する羽生(撮影・河野匠)
SPで演技する宇野(撮影・河野匠)
SPで演技する宇野(撮影・河野匠)