卓球のワールドツアー上位選手で争う大会が開幕し、女子シングルス1回戦で、リオデジャネイロ五輪団体銅メダルで世界ランキング5位の石川佳純(全農)が19位の徐孝元(韓国)に4-3で競り勝ち、準々決勝に進んだ。

 男子シングルスではリオ五輪銅メダルで世界ランク5位の水谷隼(ビーコン・ラボ)が、初戦で10位の鄭栄植(韓国)に3-4で敗れる波乱があった。31位の村松雄斗(東京アート)は8位のウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)を4-3で破り、8強入りした。松平健太(ホリプロ)は敗退した。

 ダブルスも行われ、水谷とともにリオ五輪男子団体で銀メダルを獲得した丹羽孝希(明大)吉村真晴(名古屋ダイハツ)組は、初戦の準々決勝で鄭栄植、李尚洙組(韓国)に3-4で敗れた。

 シングルスは男女各16人、ダブルスは各8組、21歳以下の部のシングルスは男女各8人が出場する。