バスケットボール男子B1中地区4位の新潟は第12節(10、11日)、ホーム(アオーレ長岡)で同東地区5位の仙台と対戦する。ポイントガード(PG)畠山俊樹(25)は「少しずつ体調を整えて試合に臨みたい」と話した。前節の滋賀戦は1戦目の前半に、リング下で相手と接触。顔面に相手のひじが当たって脳振とうを起こした。その影響で2戦目は前半に13分ほど出場しただけだった。

 今日9日に試合形式の練習に加わる予定。それまではシュート練習などに終始してきた。「(脳振とうの)直後は頭痛がしたけど、今は大丈夫」。仙台は生まれ故郷で、相手チームには石川海斗(26)佐藤文哉(26)ら母校・明成(宮城)の先輩もいる。それでも「特に意識はしていない。負けられない試合なことは間違いない」とベストの状態で白星を重ねていく。【斎藤慎一郎】