今季全日本女王でショートプログラム(SP)2位の坂本花織(16=神戸ク)が、フリー111・85点、合計176・33点で、3位に入った。SPから順位を下げたが、日本勢3年連続の表彰台は死守した。冒頭の3回転フリップ-3回転トーループの連続技を決めた。続く3回転ルッツ、同サルコーも成功させたが、その後のジャンプで転倒。演技後半にミスが出て得点は伸び悩んだ。坂本は「一日中ドキドキして自分を出せなかった。世界は甘くなかった」と涙を流した。SP5位の紀平梨花(14=関大KFSC)はフリー3位の合計175・16点で4位だった。

 SP1位のザギトワ(14=ロシア)がフリーもトップで総合207・43点で優勝した。