パナソニックの日本代表フッカー堀江翔太(30)がNO8で途中出場した。

 後半16分にピッチに立つと、そのままNO8としてポジショニング。ラインアウトのスローワーは先発フッカー坂手淳史(23)が務め、堀江は「(並びの)立ち位置はグラウンド上でいろいろしゃべりながらやりました。楽しかったし、いい経験になりました」と笑顔で振り返った。

 帝京大時代は主にNO8でプレー。過去の本職ではあるが「社会人になってからも何回かした覚えがあるけれど、こんなに長い時間NO8をした記憶は…」と思い返す配置転換だ。ロビー・ディーンズ監督(57)は「(先発NO8のホラニ龍)コリ(ニアシ)を休ませたかった。彼(堀江)自身、楽しそうでしたね」と説明。堀江は「そこそこはできた。100点満点だと50点ぐらいですが」と自己採点した。選手層の厚いパナソニックならではの起用法となった。