パナソニックの日本代表WTB福岡堅樹(24)がリーグ1試合最多タイとなる個人6トライで快勝に貢献した。

 前半19分に筑波大の後輩SO山沢のキックに反応し、インゴールでボールを抑えてリーグ初トライ。11月の日本代表欧州遠征でも活躍したルーキーは「チームのみなさんにも『ジャパンで(トライを)取れるのに、なんで』といじられていた。気持ちよかったです」と充実感をにじませた。

 トップリーグでの1試合6トライは11年12月18日のホンダ戦で、NECのナドロがマークした数字に並ぶ。福岡は試合後に知らされたといい「彼と同じぐらい取れたのは自信になる」と11月26日のフィジー代表戦で対峙(たいじ)した大物を意識していた。