卓球のワールドツアー上位選手で争うグランドファイナルに出場した石川佳純(23=全農)が12日、カタール・ドーハから成田空港着の航空機で帰国した。

 シングルスでは準決勝で朱雨玲(中国)に0-4で敗れ、決勝進出を逃した。年内最後の試合を終え「優勝を目指していたが、課題も見つかった。正月はゆっくり過ごしながら、来年に向けて準備していきたい」と話した。

 今夏のリオデジャネイロ五輪は2大会連続となる団体銅メダルを獲得も、シングルスでは初戦敗退と悔しい経験もした。来シーズンに向けては「東京五輪に向けて、フィジカル面も技術面も1年ずつ成長していきたい」と語った。