全日本柔道連盟(全柔連)は15日、都内の講道館で理事会を開き、入れ墨を露出している高校生以下の選手の大会出場を認めない方針を固めた。入れ墨の大きさや模様は問わない。該当選手は18年3月末までは、Tシャツやテーピングなどで隠せば出場は可能という。

 来年3月の全国高校選手権から施行予定で高校総体などは対象の大会となる。全柔連の中里壮也事務局長は「全柔連として、入れ墨はふさわしくない行為としてこのような形になりました」と説明した。また、全日本選手権の審判員に初めて女性を起用することを決めた。