関学大が早大を下して、2年ぶり28度目の学生日本一に輝き、最多優勝回数を更新した(2位は日大の20回)。

 TDを1本ずつ奪い合って7-7の同点で迎えた第2クオーター(Q)12分3秒にRB加藤隆之(4年)の6ヤードTDランで勝ち越すと、直後の早大の攻撃でLB山本祐輝(4年)がインターセプトTDのビッグプレーで21-7。後半に入った第3Q最初のシリーズで早大に1TDを返され、7点差と迫られたものの、第4QにFG、TDで10点を加えて逃げ切った。

 ミルズ杯(年間最優秀選手)には関学大LB山岸明生(4年=中大付)が選ばれた。他の表彰選手は甲子園ボウル最優秀選手が関学大QB伊豆充浩(4年=箕面)、敢闘賞が早大LB加藤樹(4年=早大学院)がそれぞれ選ばれた。