高校総体準優勝の東山(京都)が、国体ベスト4メンバーを擁する盛岡南(岩手)を、94-75の逆転で下した。

 第1Q、23-26と3点を追う展開。しかし、第2Qで逆転し、45-40で前半を終えると、後半は得点のスイッチが入った。岡田侑大(3年)がチームをけん引、206センチのパトリック(2年)らとともにゴールを重ねた。

 実力校に対して19点差をつける勝利にも大沢徹也コーチは不満顔。「いつもやっていたことが前半できなかった」と反省するとともに、岡田の活躍にも問題点を挙げた。「岡田がやりだすとチームとしてはあまり良くない。福岡大大濠の敗戦を見て気負いすぎていた。もう少しボールを散らしたかった」という。「パトリック、松本、山内がもっと得点にからんでくれればと思う。明日からエンジンをかけられるようにしたい」と話した。