仙台89ERSのチリジ・ネパウエ(27)が、責任感を持ってお祭りを盛り上げる。Bリーグ初めてのオールスターが今日15日、都内で行われる。ネパウエは試合には出場しないが、ダンクコンテストに参加。14日は仙台市内でのチーム練習で汗を流した後、東京へ移動した。

 仙台からただ1人の参戦。「チームの代表として、その責任もある。役割を全うしたい」と言った。ダンクコンテストは6人で予選が行われ、上位2人が決勝に進み優勝者を決める。それぞれ1分間でダンクの豪快さや技術など、独創性が評価される。「トリッキーとかファンキーな技術は持っていない。パワーダンクをすることを心掛けるよ」と208センチ、122キロの巨体を生かすつもりだ。

 この日のフリーシュートの練習では、力強いダンクを披露。間橋健生ヘッドコーチ(45)は「出るからには優勝してほしいし、しっかり楽しんできてほしい」とエールを送った。「ダンクコンテストで刺激を受けて、後半戦につなげられれば」とネパウエ。17日のA東京戦で再開する、リーグ戦にも弾みをつける。