B・BLACKは田臥勇太(栃木)富樫勇樹(千葉)のダブルガードが先発し、多彩なパスとスピードでチームを勢いづけた。第1クオーター(Q)で28-16と流れを作ると、川崎のファジーカス、栃木のロシターといった得点力のある外国人選手が実力通りの働きをみせ、B・WHITEの反撃を寄せ付けなかった。

 B・WHITEでは、元NBAのギャレット(A東京)が孤軍奮闘し、27得点を挙げた。第3Qで人生初というダンクも決めるなど16得点、6アシスト、5リバウンドと活躍した富樫が、ファンがSNSで投票する初の試みで実施されたMVPを獲得した。富樫は「人生初のダンクは気持ち良かった。オールスターということで、ちょっと派手なプレーをしたいと思っていた」と話した。

 田臥は「こんなにたくさんのお客さんの中でプレーできてうれしかった。初めてのオールスターで勝ててよかった。それぞれの選手が自分の持ち味を生かしつつ、楽しみながらやりました」と話した。