ジュニアの女子シングルスで小学6年の木原美悠(ALL STAR)が4回戦に進出した。高校生をストレートで圧倒した1回戦に続き、この日の2、3回戦では年上の中学生を3-0のストレートで撃破。中学1年で制した福原愛を超える史上最年少優勝に勢いをつけた。

 小学6年では大柄な163センチの身長。ダイナミックな動きは、とても小学生には思えない。この日も中学生2人を難なく破る。「苦戦したらあかんとの気持ちで試合をした」と兵庫生まれの12歳は関西弁で負けず嫌いの一面をみせた。今大会はまだ1ゲームも落としていない。「1本1本集中して、優勝したい」と史上最年少優勝を見据えた。18日からは昨年2勝した一般の部にも登場する。