日本バレーボール協会の林孝彦事務局長が17日、都内で行われた理事会後に取材に応じ、昨年11月に乗用車を運転中に人身事故を起こした、4月1日から男子日本代表監督に就任する中垣内祐一氏(49)についての現状をあらためて説明した。

 コンプライアンス委員会で聞き取り調査をして、飲酒運転など「重大な過失はなかった」と強調した。まだ警察などの捜査結果は出ていないが「今の段階では様子を見るしかない」。新体制に向けての準備は動きだしており、「スタッフ、予定も監督の意見も含めて進んでいる」と話した。

 理事会では委員の選任やコンプライアンス違反者に対する処分などが話し合われたが、中垣内氏については議題に上がらなかった。