Bリーグ1部(B1)東地区5位仙台の石川海斗(26)が19日、古巣の中地区4位SR渋谷との対決に闘志を燃やした。

 21日からアウェーで2連戦。石川はSR渋谷の前身、NBL日立東京に13~14季から2シーズン在籍した。SR渋谷の勝久ジェフリー・アシスタントコーチ(35)は、昨季所属したbjリーグ岩手(現B2)のヘッドコーチだった。「他のチームとやる時とは違いますし、岩手、仙台で成長した姿を見せなきゃいけない」と話した。

 今季、仙台に移籍。30試合中29試合に出場し、スタメンで21試合コートに立っている。司令塔のポイントガードながら2桁得点は10試合を数え「持ち味はアタック」と胸を張る。171センチの小さな体でゴール下に飛び込んで攻撃にアクセントをつけ、パスを出し得点もする。

 SR渋谷のトランジション(攻守の切り替え)がそれほど速くないと分析している、間橋健生ヘッドコーチ(45)は「ガードが走ってほしい」と、石川をキーマンの1人に指名した。