ラグビーの大学選手権で前人未到の8連覇を果たした帝京大が、社会人王者相手の番狂わせを誓った。

 今日21日の日本選手権準決勝で、今季のトップリーグを全勝で制したサントリーと対戦する。20日は都内で最終調整を行い、午後に大阪入りした。全部員を前にしたミーティングで、亀井亮依主将(4年)は「サントリーが強いとか、社会人NO・1とかは関係ない。最後は1対1の男同士の戦い。そこで絶対に勝とう」と熱のこもった言葉でチームを引き締めた。日本選手権は来季以降の大学枠撤廃が決まっており、今回が大学チームが出場する最後の大会となる。SO松田力也(4年)は「日本一を目標にやってきた。良い形で終われるように、やってきたことを信じて戦い抜きたい」と話した。