シングルス4回戦で男子は第5シードの錦織圭(日清食品)が元世界ランキング1位で第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)に7-6、4-6、1-6、6-4、3-6で競り負け、3年連続のベスト8進出はならなかった。

 第1シードのアンディ・マリー(英国)が世界50位のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に5-7、7-5、2-6、4-6で敗れる波乱があった。第4シードのスタン・バブリンカ(スイス)は順当に勝ち上がった。

 女子は第1シードで前回優勝のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)がココ・バンダウェイ(米国)に2-6、3-6で敗れた。男女シングルスの第1シードがともに準々決勝を前に姿を消すのは、1968年のオープン化以降で初めて。

 女子ダブルス3回戦で穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組は第4シードのサニア・ミルザ(インド)バルボラ・ストリコバ(チェコ)組に勝ち、日本勢同士のペアでは2002年全仏オープンの杉山愛、藤原里華組以来の4大大会8強入りとなった。