ショートプログラム(SP)首位で世界ジュニア選手権(3月、台北)代表の坂本花織(16=神戸野田)はフリー2位の116・06点、合計183・58点で2位だった。

 SP首位の坂本は中盤のジャンプで転倒するなどミスが重なり、三原に逆転された。滑り終えると「これは負けた」と目をつぶり悔しがった。1学年上の三原とは小学生低学年から神戸のリンクで一緒に練習し、互いの弱点を教え合ってきた。おそろいの熊のぬいぐるみを持つ親友だが「次は、勝ちたい」と次週の国体でのリベンジを誓った。