日本オリンピック委員会(JOC)は24日の理事会で、選手の肖像権を使ったマーケティング事業の柱に据える「シンボルアスリート」に、フィギュアスケート男子の宇野昌磨(中京大)や女子の宮原知子(関大)が加わったことを報告した。

 スピードスケート女子団体追い抜きの高木美帆(日体大)高木菜那(日本電産サンキョー)菊池彩花、押切美沙紀(ともに富士急)はチームとして活動する。来年の平昌冬季五輪を見据え、冬の競技を主体に追加した。契約期間は原則2年。

 スキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)や体操男子の内村航平ら5人は継続で、契約選手は計11人。若手有望選手が対象の「ネクストシンボルアスリート」にはフィギュアスケート女子の紀平梨花(関大KFSC)ら14選手が入った。

 各国オリンピック委員会連合(ANOC)の総会を2018年11月に東京都内で開催することも承認した。