日本テニス協会は1日、国際競技力の向上や普及、大会開催などの分野で包括的に協力するための覚書をフランス・テニス連盟(FFT)と締結したと発表した。日本協会が他国の国内競技団体と協力に関する合意文書を交わすのは初めて。

 全仏オープン・ジュニアの主催者推薦枠を争う日本予選の開催で協力するほか、FFTの施設でジュニア選手の日仏合同練習などを行う。記者会見した日本協会の畔柳信雄会長は「フランスはテニス大国で普及活動でも先進国。海外との初めての提携をフランスとできてうれしい」と話した。