3日から開幕する男子テニス国別対抗戦、デ杯ワールドグループ(WG)1回戦、日本-フランス(東京・有明コロシアム)の組み合わせ抽選式が2日、都内で行われ、日本はNO・1に世界85位の西岡良仁(21=ミキハウス)、NO・2に同114位のダニエル太郎(24=エイブル)を起用した。

 世界5位で日本NO・1の錦織圭(27)がツアー日程の厳しさから欠場を表明。西岡がNO・1として出場するが「自分のベストなプレーを出せればチャンスはある。思い切ってやりたい」と、上位との対戦にも意欲を見せた。

 植田実監督も「1つ1つの戦いに全力を尽くせばチャンスを見いだせる」と話した。フランスは過去9回優勝の強豪で、昨年も4強入りしている。国別の世界ランキングは4位。日本は13位だ。対戦成績は日本の3敗で、81年以来36年ぶりの対戦となる。

 試合方式は、3日間でシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合を戦い、先に3勝したチームが準々決勝に進む。敗れたチームは9月に、世界グループ残留を賭けたプレーオフに回る。

 組み合わせは次の通り。シングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合で3戦先勝。世界ランクはシングルス

 ▽3日 ダニエル(114位)-ガスケ(18位)、西岡(85位)-シモン(24位)

 ▽4日 杉田祐一、内山靖崇-マユ、エルベール

 ▽5日 西岡-ガスケ、ダニエル-シモン