高梨沙羅(クラレ)が87・5メートル、91メートルの合計242・1点で優勝、2連勝で今季7勝目を挙げ、通算51勝とした。

 高梨は1回目に得点でトップに並び、2回目はただ1人90メートル台の最長不倒をマークした。

 伊藤有希(土屋ホーム)は85・5メートル、85メートルの230・8点で4位。勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は7位、岩渕香里(北野建設)は19位だった。

 ▽高梨の話 結果を出すのはとても難しい。今この状態での自分のベストは尽くすことができたので、心の支えになる。自分の中でいろいろ考えたりして練習しているので、結果がついてくるのはとてもうれしい。楽しく飛ばせてもらった。

 ▽伊藤の話 1回目はまずまずで、2回目は(踏み切りの)タイミングが若干遅れた。まだまだできることはたくさんある。世界選手権に向けて1つずつクリアしていきたい。助走路の滑りも少しずつ良くなってきている。

 ▽勢藤の話 1回目は(踏み切りの)タイミングがすごく遅れてもったいなかった。2回目も少し遅れている感じがあった。でも2戦連続で10位以内に入れてすごく自信になった。

 ▽岩渕の話 1回目でスピードに追い付いていけてないことが自覚できたので、2回目は修正できた。次もきょうの2回目の内容を生かしたい。