柔道のグランドスラム(GS)パリ大会は12日に終了し、男子100キロ級で18歳の飯田健太郎(東京・国士舘高)がGS初制覇の快挙を達成するなど、日本は男女計14階級で男子5人、女子2人が制した。2020年東京五輪に向け、大幅に改正されて試験運用の新ルールで行われた。

 女子は78キロ超級で20歳の朝比奈沙羅(東海大)、70キロ級で23歳の新井千鶴(三井住友海上)が優勝。初日の11日には男子66キロ級で19歳の阿部一二三(日体大)が制覇し、東京五輪を目指す若手が活躍した。