全日本柔道連盟(全柔連)は17日、グランドスラム(GS)パリ大会の女子52キロ級で準優勝した角田夏実(了徳寺学園職)と同63キロ級の嶺井美穂(桐蔭横浜大)がけがのため、18、19日の欧州オープン(オーベルバルト=オーストリア)を欠場すると発表した。

 全柔連によると、ともにGSパリ大会の試合で負傷。角田は右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で約4週間の安静加療、嶺井は脳振とうで3週間の完全休養が必要と診断されたという。