世界5位の錦織圭(27=日清食品)が、ベスト4進出を決めた。

 同41位のジョアン・ソウザ(ポルトガル)に6-1,6-4の72分でストレート勝ち。準決勝では同77位のベルロク(アルゼンチン)と対戦する。

 錦織は、第1セットのスタートで、いきなり相手のサービスゲームをブレーク。そのまま4ゲームを連取し、完全に主導権を奪った。第1セットは1ゲームを失っただけで、第2セットもそのまま押し切った。1度も自分のサービスゲームを失わない快勝だった。

 ソウザとは、昨年10月の楽天オープン2回戦で対戦。第1セット4-0とリードしながら、左でんぶを痛め4-3で棄権した。それまで、第1シードで出場した過去6大会すべてで決勝に進んでいたが、その記録が途切れた因縁の相手だった。