フィギュアスケートの4大陸選手権女子で初出場優勝を果たした17歳の三原舞依(神戸ポートアイランドク)がフリーから一夜明けた19日、江陵アイスアリーナで取材に応じ「あまりまだ実感が湧いていない」と笑った。

 エースの宮原知子(関大)が欠場した平昌冬季五輪のテスト大会を、ほぼミスのない演技で制した。来年の五輪の出場枠が懸かる3月末開幕の世界選手権に向け「自信が少し得られた」と口にした。

 三原は同日夜のエキシビションに羽生結弦(ANA)宇野昌磨(中京大)とともに出演し、観客を沸かせた。2010年バンクーバー五輪で金メダルに輝いた地元韓国のスター、金妍児さんもスピーチし「来年の五輪で会いましょう」と観客へ呼びかけた。