新潟アルビレックスBBは京都ハンナリーズに75-85で敗れ、連勝はならなかった。チャンピオンシップ進出をかけたワイルドカード(各地区3位以下の中の勝率上位2チーム)争いは、2位から3位に後退した。前日18日の試合で左肩を負傷したセンター(C)ダバンテ・ガードナー(25)ら主力が欠場する中、大黒柱のポイントガード(PG)五十嵐圭(36)が13得点と気を吐いたが、及ばなかった。

 五十嵐が執念を見せた。「アタックし続けなければならなかった」。48-56で迎えた第4クオーター(Q)、果敢にシュートを狙いに行く。相手のファウルを誘って6本のフリースローを獲得すると、5本成功。71-84と敗色濃厚の残り27秒では、このQで2本目のレイアップを決める。自身13得点中9得点を最終Qにマークした。