プレーバック日刊スポーツ! 過去の2月22日付紙面を振り返ります。2010年の23面(東京版)は、日刊スポーツ独断のバンクーバー五輪美女アスリートNO1を決めました。

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 バンクーバー五輪美女アスリートNO1は誰か-。日刊スポーツでは21日、独断で10人の美女アスリートをピックアップ。東京・銀座と秋葉原で、50人にアンケートを行い「金メダル美女」を決めてみた。金メダルには、アキバ票の圧倒的な支持を受けた英国カーリングチームの19歳スキップ、イブ・ミュアヘッド(19=英国)が輝いた。銀はスタイル抜群の米国のリンゼイ・ボン(25)。モデルもこなす一方でアルペン滑降金メダルなど“飛んでる美女”だ。銅メダルはマリリンこと本橋麻里(23)となった。強く美しいアスリートの活躍で、五輪はまだしばらく楽しめそうです。

 日曜日の買い物客でにぎわう銀座と秋葉原で行ったアンケートでは、ミュアヘッドの圧勝だった。20日の日本代表「カー娘」との激戦。金髪にブルーの瞳。どことなくリア・ディゾンの全盛期を思わせる美形の一方で、19歳で強豪英国の司令塔を務め、スーパーショットも繰り出す実力は、一気にアキバ系の心をつかんでいた。

 秋葉原で聞いた男性3人はそろって「今朝も、かわいいと評判になっていたところです」と写真パネルを見ると、ほかの選手には目もくれずミュアヘッドの写真を指さした。男性会社員(25)は「彼女の動きすべてにオーラを感じます」と完全に心打たれた様子だった。うーん、恐るべしミュアちゃんの魅力-。

 銀座では70代の夫婦が「きれいな娘だなあと試合を見てました。知的な感じもします」と幅広い支持も得るのだから金メダルは当然といったところ。

 銀メダルは11票を集めたボン。女子アルペン滑降で金メダル、スーパー大回転でも銅メダルを獲得した実力者だが、美女として米国、カナダで人気が高い。その魅力はジワジワと日本にも伝わっていた。「滑りをみて男子選手かと思っていたが、ヘルメットを取った瞬間きれいな人でびっくりした」と男性会社員(25)。女性にも人気。「顔がすっきりしていて、スタイルもいいですよね」(30代女性)とスタイルは今回のアスリートの中でもピカ一だ。

 「日本代表」はマリリンだ。9票を獲得し銅メダル。「やっぱり、日本選手の中でも目立ちましたね。日本を応援しなきゃ」と50代男性は話した。男子学生(20)は先日の試合で「本当は、あのスーパーショットを見せてくれた目黒さんがいいんですよ。でも本橋さんは格好良くて、うまいですよね」。確かにカーリング中継のアップにも耐えられるし、あの“目ヂカラ”はたまらない。男性会社員(25)は「かわいくて当然でしょう。競技も頑張ってほしい」。ぜひ、本当の戦いでも「カー娘」にはメダルを取ってもらいたいところだ。

 美女アスリートは競技の真剣な表情と、解放された瞬間の素顔のギャップが人をひきつける。五輪後半戦でもさらなる美女アスリートの登場に期待したい。

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 4位にはノルウェーの18歳ヘゲ・ボッコ(スピード)が入った。理由は「しぐさがセクシー」(20代男性)「やっぱり金髪でしょ」(10代男性)。本業の1000メートルでは10位に終わったが、15歳高木美帆のライバルとしても次回ソチ五輪へ楽しみな存在だ。5位タイに入ったフィンランドのキーラ・コルピ(21=フィギュア)といい、いぜん日本には北欧系フェチが多いことも証明される結果となった。

 同じく5位タイには英国に最初の金メダルをもたらしたエイミー・ウィリアムズ(27=スケルトン)。7位はピアスがまぶしいスイスのカメルン・シェファー(29=カーリング)と韓国李相花(20=スピード)が分け合った。

 まさかの0票だったのがドイツの女ハンター、マグダレナ・ノイナー(23=バイアスロン)と米国の弾丸娘メガン・スウィーニー(23=リュージュ)。もちろんじっくり見れば、2人とも相当な美女。ヘルメットかぶっているなど競技中の写真に、ややハンディがあったかもしれない。

※記録と表記は当時のもの