日本ラグビー協会は20日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会、7人制の20年東京五輪に向けた新たなロゴを発表した。

 赤のゴールポストを模したマークとともに、大きな目標に挑戦するという意味の標語「BIG TRY(ビッグトライ)」を入れた。代表選手のジャージーに入れるなど活用方法を検討する。

 岡村正会長は「19年W杯の決勝トーナメント進出、東京五輪でメダル獲得という大きな夢がある。ビッグトライの言葉に基づいて活動していく」と語った。

 新たに策定する19、20年に向けた戦略計画の普及分野についても明らかにし、小中学生にターゲットを置く方針を示した。小学校におけるタグラグビーの実施率を2015年度の約66%から19年度までに100%にするため、指導教員の養成を強化。中学校では放課後のラグビー活動の促進を図る。普及以外の分野も今後まとめる予定。