女子3000メートルで高木美帆(22)が4分5秒75と、自身の国内最高を上回る大会新記録で金メダルを獲得した。

 2週前の世界距離別選手権(韓国)同様、日本勢最多5種目に出場。全種目金メダルの目標は、最初の1000メートルで小平に0秒12差の銀で阻まれたが、その約2時間後、気持ちを立て直してアジアの頂点に立った。建て替えがあったとはいえ、幼稚園から通い慣れた地元開催。「不思議な感覚」とレース後は珍しく、派手なガッツポーズを連発した。