後半予選が行われ、男子跳馬で昨年のリオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーの20歳、白井健三(日体大)が14・549点で1位となり、25日の決勝に進んだ。2本目の跳躍で新たに取り組む「シェルボ2回ひねり」に成功した。谷川航(順大)も14・249点で3位通過した。

 鉄棒で斉藤優佑(徳洲会)が14・366点で1位、白井が12・633点で4位、平行棒で白井が14・200点で3位となり、予選を突破した。

 ▽白井の話 (跳馬で新たな技に挑み)まだやり慣れていないなという感じが出てしまったけど、成功したことで1つ感覚はつかめた。希少価値が高い技だし、誰もやらない理由がやっと跳んで分かった。