バドミントンの日本代表が25日、個人戦の今季初戦となる欧州遠征に向けて成田空港で取材に応じ、リオデジャネイロ五輪女子シングルス8強の19歳、山口茜(再春館製薬所)は「五輪翌年は全体のレベルが落ちるのでチャンスだと思う。大会ごとに少しずつ前年の成績を上回っていきたい」と意気込みを語った。

 3月7日からの全英オープンが世界のトップ選手が集まるスーパーシリーズの開幕戦で、前週は前哨戦のドイツ・オープンに出場する予定。山口は「8強入りがスタート(最低限の目標)と考えたい」と上位進出を見据えた。

 リオ五輪で女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組と、女子シングルス銅メダルの奥原希望(いずれも日本ユニシス)は全英オープンからチームに合流する。