大阪エヴェッサの木下博之(37)が、試合後に対戦相手の新潟アルビレックスBBファンから「殴るフリをされた」と明かした。

 この日、敵地で連勝となった試合後に木下は、自身のツイッターで「試合が終わった後に、ブースターの方にこっちに来いと言われたので近寄っていくと、顔を殴られるフリをされました」とつぶやいた。

 くしくも、両チームはプレーオフ進出のワイルドカード枠を争う立場にあり、2連戦ともに白熱した試合で大阪が制していた。木下も司令塔として2戦ともに先発している。木下は「個人として嫌だったからではなく、Bリーグ初年度で日本のバスケット界が良くなっていく第一歩なだけに残念だと思い、このようなことはなくなっていけばと思いツイートしました」と心中を明かしている。

 これを受け、新潟は公式ホームページで「試合後に、大阪エヴェッサ木下博之選手に対して一部の新潟ブースターが不適切な行為を行ったとの報告を受けました。まず、本件に関し、木下選手を始め、大阪エヴェッサの選手、スタッフ、ブースターの皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、深くお詫び申し上げます。現在クラブでは事実確認を進めており、上記行為が確認された場合、厳正な対処を行う所存です」と報告し、謝罪した。