ノルディックスキーのジャンプの世界選手権女子個人で銀メダルの伊藤有希(22=土屋ホーム)と銅メダルの高梨沙羅(20=クラレ)が2月28日、開催地のフィンランドから成田空港に帰国した。

 五輪と世界選手権で計5度目の挑戦も世界一に届かなかった高梨は「自分のやるべきことに集中できなかった。(平昌五輪へ)個々のジャンプ台のイメージをつくり、一から全部つなげていかないといけない」と課題を挙げた。今後は3、5日の宮様スキー大会(札幌)と12日のW杯最終戦(オスロ)に出場する。個人で2大会連続銀の伊藤は「内容が良くて銀ということはまだ技術が足りない」と話した。