知的障害者スポーツの世界大会であるスペシャルオリンピックス冬季大会(18日~24日、オーストリア)の結団式、壮行会が13日、羽田空港で行われ、元フィギュアスケート選手の小塚崇彦さん(28)、安藤美姫さん(29)らが14日に出発する81人の選手団にエールを送った。

 スペシャルオリンピックス日本のドリームサポーターを務める2人は現地に同行し、主にフィギュアスケート選手団の支援をする。安藤さんは「(フィギュア競技が行われる)グラーツには試合で行ったこともあり、土地勘があります。初めて同行するので何ができるか分かりませんが、選手のために現地で役に立てれば。また、フィギュアスケート経験者として、選手たちの不安を少しは取り除いてあげられるかなと思います」と話した。小塚さんも「(米国の)ミシェル・クワンさんなど世界中にも僕たちのようなサポーターがいるので、その方たちとも交流したい。日本の選手たちを応援するだけでなく、一緒に戦っていきたい」と熱く抱負を語った。