西地区1位のシーホース三河が、中地区1位川崎ブレイブサンダースに連勝した。

 前日は、92-65と圧勝。速いパス回しで翻弄(ほんろう)し、シュートが面白いように決まった。この日も、前半を45-34で折り返すと、後半に反撃を許したものの、最後までシュートを確実に決めて逃げ切った。エドワーズがチーム最多21点と活躍。チームの点取り屋金丸も14得点で続いた。「(川崎の得点源の)ファジーカスにいいリズムでオフェンスをさせなかったことが勝因。2連勝はチームにとってもプラスになる。強い相手と戦って勝てる自信にもなり、いい2日間だった」と話した。鈴木ヘッドコーチは「この2連戦は、普段プレータイムが少ない選手たちが活躍してくれた。金丸、比江島も万全じゃないなかで、いつもと違う雰囲気が出た」と、チーム全体の勝利を強調した。

 川崎は敗れたが、西地区3位の大阪が横浜に73-90で敗れたため、上位8チームに入ることが確定。プレーオフ進出を一番乗りで決めた。