昨年4位でショートプログラム(SP)5位につけていた白岩優奈(15=関大KFSC)は、フリーで111・42点、合計174・38点で5位だった。

 序盤は順調に滑り出したが、後半になり3回転ルッツで転倒するなどミスが重なった。それでも「SPとフリーを滑り切れて、ほっとした気持ち」と納得の様子だった。

 昨年4月に左すね骨折、12月には腰を疲労骨折とけがに苦しんだシーズンだった。今大会も腰の痛みを抱えながら臨んでいた。その中で「正々堂々と戦えてよかった。新しい課題も見つかった。改善していきたい」と来季の飛躍を誓った。