東地区2位アルバルク東京が、中地区3位サンロッカーズ渋谷をブザービーターで下し、プレーオフ進出にあと2勝と迫った。

 A東京は、前日の大勝からうって変わってSR渋谷の激しい守備に苦しんだ。第3Qまでリードを許し、第4Q残り5分からはシーソーゲームを展開。残り16・9秒、64-64からボールを回し、最後は試合終了のブザーとともにディアンテ・ギャレットがシュートを決め、劇的な勝利をつかんだ。

 ブザービーターは米国で3、4度経験があるというギャレットは「(最後は)自信をもっていい形で決められた。米国から両親が来ていたので、よかった」と笑顔で話した。昨季まで所属したSR渋谷と古巣対決となった竹内譲次は「特別な感じがあった。アイラとは2年間一緒に練習をして、全部自分のプレーを読まれてるんじゃないかと思った。でも、終わってみたら楽しかった」と語った。伊藤ヘッドコーチは「昨日と全く違った展開の中でしっかり勝てているのは、チームのステップアップを感じる。残り15試合、しっかり戦い、自分たちに集中して成長したい」と話した。