フライングヒルが行われ、葛西紀明(土屋ホーム)が合計448・0点で2位に入った。昨年3月以来、約1年ぶりに表彰台に立ち、自身が持つW杯の最年長表彰台記録を44歳9カ月に更新した。

 葛西は1回目に239・5メートル、2回目に241・5メートルを飛んだ。カミル・ストッホ(ポーランド)が238・5メートル、237メートルの合計466・6点で今季7勝目、通算22勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)は日本人最長記録となる243メートルと、220・5メートルの394・0点で12位だった。

 ▽葛西紀明の話 まさか表彰台に立てるとは思っていなかった。日本に勇気を与えることができてうれしい。