バスケットボールの女子日本代表ヘッドコーチ(HC)に就任したトム・ホーバス氏(50)が21日、都内のナショナル・トレーニング・センター(NTC)で会見し、20年東京五輪へ向けた強化方針を発表した。

 新チームのスローガンは「Out work、Out think、Out Play;Play as One;Retentless」(鍛え、考え、戦い抜く、チーム一丸、不屈)。

 これまで同様、激しいチームディフェンスから相手のターンオーバーを誘い、素早いトランディションバスケットボールを展開するなどのコンセプトを示した。東京五輪での金メダル、アジア大会3連覇を目標に掲げ、4月6日からの代表強化合宿に参加するリオ五輪代表12人を含む34人を発表した。

 ホーバスHCは「3年後に五輪でメダルを取るプランを4月6日から開始する。(リオ五輪の)去年はもう終わった。これから新しいチームをつくる。若手でハングリーな選手を見たい」と話した。