日本オリンピック委員会(JOC)は27日の理事会で、2016年度JOCスポーツ賞を決め、最優秀賞にはリオデジャネイロ五輪で4連覇を達成したレスリング女子の伊調馨(ALSOK)を選んだ。体操男子で団体総合、個人総合の2冠に輝いた内村航平(リンガーハット)は特別栄誉賞に選出された。

 特別功労賞はリオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した山県亮太(セイコーホールディングス)飯塚翔太(ミズノ)桐生祥秀(東洋大)ケンブリッジ飛鳥ら6人、優秀賞には競泳男子400メートル個人メドレー金の萩野公介(東洋大)ら6人が選ばれた。

 五輪運動の推進に長年尽力したとしてノルディックスキー複合で活躍した荻原健司、次晴両氏が特別貢献賞を受賞した。