前回準優勝の長崎が力の差を見せ、73-47で滋賀に完勝した。

 長崎は昨年の準Vメンバーでベスト5にも選ばれた江村優有(佐世保市立広田中2年)が、ドライブシュートや、立て続けに相手反則を誘ってフリースローを決め、付け入るスキを与えなかった。

 早崎孝一コーチ(53)は「ディフェンスを強くやってからの速攻で、江村で勝負の展開がうまくいった」と狙い通りの結果に満足した様子。それでも準々決勝の兵庫戦については「江村へのマークもきつくなる。どうカバーしていくかが大事」と他のメンバーの活躍を期待していた。